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<< 電髪 >>


2006/02/02(Thu)

先日いつものお店に前髪を切りに行った時、
「パーマかけない?」
と言われたので、
パーマをかけることにしました。
その世界の、フランク・ザッパ
と私が勝手に思っている美容師さん、
日記に何度か登場していますが、
彼女に髪のことを言われたら二つ返事で従います。
ハイ、女王様。

そのお店「b-blush」は女鳥羽川沿い本町通、
衣のビル2Fにあります。

そこでは小学校の時の同級生が働いています。
「昨日切ってもらったの」
彼女も私と同じ、aちゃんに。
その髪形は、『絵』でしたね。
顔も絵みたいだけど。
それときたら、
触れてみたい部分がいくつもあるのに、
触れることは決して許されないような、
コケティッシュでありながらもサッパリとした
彼女だけの髪型でした。

椅子に座り、
あとはお任せコース。
どうなるかは最後のお楽しみです。

パーマがかかりにくいことはわかっていたので、
どれだけエネルギーを消費せずに済まそうかと思いながら、
お庭の雑誌、
若者の恋愛遍歴と題した雑誌に目を通していました。

入ってきた時には横一列埋まっていた席が、
途中私だけになってしまい、
出来るだけ息を潜めていたつもりです。

溶け込むのが、
床か鏡か天井かというところで、
髪を流しました。

さてさてついにお楽しみの時間がやってまいりました。
今回も変身成功したと思います。
髪の長さを変えずとも
室町幕府から中世ヨーロッパまで、
時空を超えて飛行しました。


いつも不思議に思うのは、
美容院に行く前の、
使用前の顔が全く思い出せなくなることです。
カナ


<< ヨハンと栗山千明とリトマス試験紙 >>


2006/02/03(Fri)

ajiajiから頻繁にハガキが送られてきます。
南松本にあるアジア料理のお店です。
ハガキには「餃子フェア!お好きな餃子一皿プレゼント」とありました。
友達と約束をしていたので、
ajiajiに行くことにしました。

外装と違い、内装はなかなか雰囲気があります。
いつも長居してしまいます。

何より、アオザイに身を包んだ美女たちが料理を運んできてくれること、
これが効いているんでしょうな。

それにつけても男ってやつは、
女性に目を取られるものですねっ(笑)
アオザイの美女はね、
コメントしながら舐めるように見るのでいいとして、
女性の団体客が来ると
抜群のタイミングで息をそろえて、
いっせいに首をクルッと。
(^−^)
だけどそのあとすぐに謝るから、
かわいいなぁと思ってしまいます。

男の人に限ったことではありませんが(^_−)

今年の初め、お酒に懲りてからまったく飲まなくなって、
今では運転手に徹している私です。
「酒が飲めないから運転手係」
の友人がいると便利だな〜と
常々思っていましたが自分でした。

金曜ロードショー『風の谷のナウシカ』をみんなで観ようと思っていましたが、
気づけばとうの昔に終わっている時間。
いつも元気な『死国』の栗山千明がタケコプターでやってきて、
アンビエントな空間がPファンクに変わりました。

どんな流れからか
カラオケに行くことになりました。
ajiajiでもそのあとのカラオケでも、
どうしてか
「いくつもの名前をもつ男」、ヨハンが奢ってくれました。
ほんとにありがとね。
ごちそうさま。

ちなみに、ヨハンは『モンスター』浦澤直樹著からいただきました。

ヨハンと千明と、
もう一人は
カラオケに行きたいっていうのに歌わないし、
カレーが食べたいっていうのにカレー嫌いだから、
リトマス試験紙としておきましょう。

こんな田舎でも金曜の夜はカラオケボックスが満室に。
TSUTAYAに食い尽くされた元ビッポで時間をつぶします。

好きな映画を1本決めて、
見せあいっこしました。
誰が言い出したんだろう。
こーゆーかわいい遊び、すき。

カラオケ慣れしてる人ってのはこの人たちのことを言うのだろうか。
タンバリンそんなにいるのかなと思っていたけど、
足りないくらいだったね。
鳴り物って試合でもカラオケでも必要なんだ。
リトマス試験紙と栗山千明のコラボレーションは
プロダンサー顔負けのエンターテイメント。
札でもはさんでおけばよかったかな。

もっとノリノリの曲が歌えたらと思ってみましたが、
そんなこと、プロ相手に気にすることじゃなかったんです。
ホ短調の曲でさえも
強いエネルギーに変えられる建設的な集団でした。

延長に延長を重ね、
信じがたい金額を出し、
カラオケボックスが魔物だと知り、
星が瞬く黒い夜、
まっちろなカーが静かに峠を越えました。
カナ


<< VIP待遇 >>


2006/02/05(Sun)

弟が帰ってくるとの連絡があり、
友達との約束も断って急いで家に帰りました。

一緒に鍋をつつきながら、
彼は2度目の夕食をとりながら、
成人式の話題で盛り上がりました。
食べ終わるころに集合写真を待ってきてくれました。
私のブラコンは今に始まったことではないので、
中学時代の弟の友人は大体わかります。

3つ下なのでちょうどみんなかわいく見えます。
年下には一切恋愛感情を持つことはないであろうと思っていますが、
それとこれとは別の話。
みんなぜんぜん変わってないけれど
いい男に成長していました。
私の好みも変わっていないようでした(^−^)

弟の恋愛話から、
若者の恋愛観についてママを交えて話しました。
まあ、いろんな人がいますよね。
世代間というより、人はそれぞれ全く別の人間だということでしょう。
そうそう、
人間誰もが同じくらいの睡眠時間をとればいいわけではないようですね。
という説もあるとか。
あんなに寝てないのに元気な人もいますし。
あ〜なるほどと。
本人に報告したら「やっぱりねっ遊んでるほうが元気になる!!」っていってたし。
私も9時10時には寝ていた頃が、
果たして体調がよかったかどうか。

というわけで、
睡眠時間を削り、
弟のバスケのビデオを夜遅くまで観ていました。
あ、ここにもいましたね。
帰ってきて、
フライ巻いて、
読書して、
息子のバスケの試合を毎晩遅くまで観ている人が。
5年分なので結構な数ですが、
多分もうすぐ切れるだろうな。
スラムダンクを読みすぎて、
すべて記憶している人っていますよね。
そんなレベル。

まあ、わかるけど。
みはじめたらみたいもん。
コービーかって思ってるよ。

隣で解説してもらいながら観るのは格別でしょ、お父様。
よく覚えているもんだよね。
練習試合でもさ。
松井秀樹選手も言ってたね。
記憶力は大切だって。
それによく考えてる。
心から尊敬します。


翌朝6時半の電車に乗って
帰っていってしまった弟君でした。
カナ


<< 雪のあとの泥 >>


2006/02/07(Tue)

ようやく松本にも雪が降りました。
天気がよかったので路面はどんどん溶けていきます。
積雪15センチほどでしたので
雪かきもたいしたことはなかったのですが…。

ご存知のとおり
ほんやらどおは大通り沿いにあります。
道路と歩道に段差があり、
その上道路の断面図は弧を描いています。

飛ぶんです、泥水が。
記録的な飛距離、
水の泡。
茶色の草間彌生。

『人のふり見て我がふり直せ』
私も、反省しました。

ドライバーの皆さん、
時間にゆとりを持って、
雨、雪の日はゆっくり走りましょう。
カナ


<< 石と薔薇 >>


2006/02/08(Wed)

ザ和民にいきました。
松本駅前にオープンしたばかり。
何年か前、京都で和民に行きましたが、
「ザ」だか「坐」とかなんだかが付くことによって、
差別化を図っているそうです。
しかし内装だけで、
メニューは居酒屋チェーン店そのものでした。

今日の予定は、
友達の家で、女同士
積もりに積もった話をじっくり語らうつもりでしたが、
川の流れに流されてみたら、
上流ではごつごつしていた石が
下流になって丸く小さくなりました。
川幅の広い、穏やかな流れの中で、
小石がころころ揺れていました。

私と友達以外は、
どうやらみんなDJで機械の話をしていました。
音には敏感で耳のいい人たちなんだろうと、
グラスの置き方にはいつも以上に注意しました。

奥のほうから聞き慣れた声が。
夢組連長たちがいて、一緒に飲むことになりました。
そこに会いたかった人もいました。
彼はもうすぐ宮崎に帰ってしまいます。
その前に一度話がしたいと思っていました。
私のことを苗字で呼び捨てするのは、
今となっては彼くらいです。

もう3年が経ちますか。
それほど親しかったわけではありませんが、
エルボールームで彼は私の師でした。
大変な教え上手です。
褒められて伸びる私の性質をよ〜く理解していました。
セドリックをくれたのも彼です。
あーよかったなー、セドバン。
引渡しの日、
その宮崎県民と会ったマイ・ダディーが
「あれはいい若者だ」
と絶賛していたことを思い出すよ。

私には勝手にお兄ちゃんだと思っている人が何人かいますが、
彼もその一人でした。


しかし座った席は遠く、
結局ほとんど話すこともなくお別れしました。


わたしの前には、
幸せいっぱいの二人が座っており、
夏の海の如く
広大で眩しくて、日焼けしてしまいそうでした。

そんな私に定員さんはわざと間違ったドリンクを持ってきてくれました。
それを「サービスです」と。
あくまでわざと。

笑い皴を作って家に帰ると木曜日になっていましたが、
パパとママはまだバスケのビデオを見ていました。
カナ


<< キズチェック >>


2006/02/09(Thu)

中古盤屋の仕事の一つに、
「キズチェック」と呼ばれる作業があります。
音飛びするものは商品にならないので、
わずかでもその可能性があれば、
実際に聞いてみなくてはなくてはなりません。

自分が選んでかける音楽ではないので、
新境地を開拓することもありますが、
そんなのは稀で、
不本意なことが多いのです。

ほんやらどおは幅広いジャンルを扱っております。
かける音楽によって
お店自体違って見えるものです。

そうそう、わたくし常々思っていることですが、
某P○RC○3階にお勤めのお姉さま方が
よくもまああんな店内放送の中、
何時間も働いていられるなと。
耳栓つけている人はまだ見ていないので、
余程出来た構造なのでしょう、彼女たちの肉体は。

それに比べたら、マシですね。

そんなわけで、
今日も朝から某女性歌手のキズチェック。
すると、常連さんではない、
おそらく
「2回目です。でも前に来たのは高校のとき、彼氏に連れてこられました」
という同世代の女性の方が入ってきてくださいました。
とっさにCDを変えそうになりましたが、
そんなことしたら余計好きみたいだし、
格好悪いので平気な顔してせっせと手を動かしていました。

彼女の心の声が聞こえてくるようです。

や、いーさ別に。
これも仕事のうちだから。

と、思いつつ、
早く終われ早く終われキズチェック、と。
次はアレかけようかコレかけようか、
そうこうしているうちに、
彼女は行ってしまいました。
カナ


<< 老人と朝 >>


2006/02/10(Fri)

車で。
一方通行の道を
私の存在を確認した後
逆送してきた男性。

歩きで。
私が通り過ぎた直後、
道に唾を吐き捨てた男性。

出勤時、家から店に着くまでに関わった人物は、
どちらも高齢者でした。
すれ違う人もそうでした。

高齢社会を実感した朝でした。
カナ


<< オリンピック開幕 >>


2006/02/11(Sat)

オリンピック開幕。
気を抜いたらすぐに終わってしまうので、
今回は入念に下調べをして観戦しようと思います。

注目が集まるフィギアスケート。
今となっては「フィギアスケートが好き」といっても意味が無いっすね。
8年前の長野五輪。
イリア・クーリックを覚えていますか。
フィギアで、4回転ジャンプして、
頬の赤いロシア人。
彼の存在を知って、
初めて外国人もかっこいいじゃんっ
て思った当時中学生の私です。

そんなことはどうでもよくて、
オリンピック。
松岡の修ちゃんも言っていたように
メダル云々よりも人間ドラマですね。

朝、出勤前に開会式の様子を見ていただけで、
胸にこみ上げてくるものがありました。
アクロバットダンサーの魅惑的な踊り、
出場各国の行進、
オノ・ヨーコまで出てくるんですから。

これから気を引き締めて
テレビにかじりついていこうと思います。
カナ


<< カニミソバニラアイス >>


2006/02/12(Sun)

仕事が終わってから友達の家に行きました。
だらだらしていたら、
おなかが空いてきたのでごはんを食べようと思いました。
するとなにやらベランダから
大きな物体が登場しました。

シートと新聞紙に包まれたソレは、
50センチほどでかなり重量があります。
全く予想もしないまま、
その扉は開かれました。

でてきたのは、カニ。
見たことの無い立派なタラバガニ!!!

「5、6万はするカニが
極秘ルートで仕入れた知り合いから譲ってもらったため、
1万ちょっとで手に入ったんだよ」

まあ、5、6万ってとこは怪しい限りですが、
とにかくご立派な蟹。
極太の手足、
厚い胸板(?)。

眺めているだけでも
おなかいっぱいになりそうでしたが、
それは無いので、
どうやって食べようかと話し合いました。

グラタン、パスタ、鍋、味噌汁・・・
まずは、そのまま(ゆで・焼きで)食べてみることにしました。

旨いってのはわかってたんですが、
感動です!!
味が濃い。
実が詰まっている。
ミソがいっぱい。

喋らなくなりました。

いくらでかくても、
5人で食べたら直ぐに終わってしまうかと思っていましたが、
なんと食べ切れませんでした。
カニっておなかいっぱいになるんですね。

みんなでオリンピック観戦。
スポーツって人と見たほうが経験値つめますね。
長野から8年。
8年て長いな〜。

カニの後のアイスクリーム時間。
「今日はすごいアイスを買ってきた」
と聞いていて、
カニのあとだし、
一体どんな高級アイスクリームが待っているんだろうと
ハーゲンダッツや31をもしのぐのはどこの会社だろうと
なるべく顔に出さないように
密かに密かに
楽しみにしていました。

しかし、
冷凍庫の中に入っていたのは
安いデカイのラクトアイス。

目に飛び込んできた瞬間、
排除しました。
これは家主の個人的なものであろうと。

しかし、それが話に聞いていた
『驚くほどおいしい』というアイスだったんです。

私の落胆ぶりは新聞紙でも包みきれませんでした。


面白いゲームをしました。
説明がややこしいので割愛しますが、
本音が聞こえる奥深いゲームです。
それによって、
どんな主張、持論を持っているのか、
人にどう見られているのかがわかるんです。
大いに盛り上がりました。

暫くして、
タバコを買いに出た友人が戻ってくると、
手には袋いっぱいのハーゲンダッツ。
全種類買ってきてくれたようです。

なんて言ったらいいのか。
愛情。
みんなで全部食べました。
おなかが痛くなっても食べきりました。

その家はあったかいし、居心地がよくて、
モーグル決勝も見て、
いつのまにか朝になっていました。
カナ


<< 4日間の72時間 >>


2006/02/18(Sat)

昨日まで4日連休でした。
当初の予定では名古屋か石川に行こうと思っていましたが、
なにしろ苦しい生活を送っていまして、
とても遠出は出来ず、
これでもかというほど
寝ました。
起きている時間の3倍ほど眠りました。
あまりに眠りすぎたせいか、
メニエル病が発症して
再び睡眠を余儀なくされました。

それでも起きている限られた時間の中で、
買い物してお料理したり、
温泉に行ったり、
オリンピック観たり、
あ、まじでそれだけしかしてません。
おそらく。

そんなお休みも
たまにはいいものでした。
カナ


<< 逃げ道 >>


2006/02/19(Sun)

最近のママのお気に入りは
cat powerのニューアルバム。
普段はクラシック党の彼女ですが、
キャット・パワーを痛く気に入ったようです。

私が知ったのは3年ほど前。
声に惹かれてすぐに好きになりました。
キャット・パワーことショーン・マーシャルは
マタドール在籍のアメリカ人。
先月の終わりに発売された「the greatest」。
ベスト盤と間違えやすいタイトルですが、
待ち焦がれたオリジナルアルバムです。

雑誌で紹介されている記事を見かけるのにも慣れました。
きっと皆さん何度も経験されていることでしょうが、
無名だったアーティストが有名になって、
みんなのものになっていくあの感じ、
言葉にしてはいけない感情が胸に痞えませんか?

今回のアルバムは、幅広い年齢層にも受け入れられるのではないかと思います。
機会がありましたら、ちょっと聴いてみてください。


この際ですから、もう一人。
キャット・パワーのオープニングアクトを勤めたこともある
スカウト・ニブレット。
この二人、声が少し似ています。
スカウト・ニブレットも好きです。
けれど、こちらはお勧めしていません。
ここが、今回のポイントですよ(^−^)
少数派でいたい人は、こうして逃げ道を作っていくんです(笑)
カナ


<< 好きすぎて。 >>


2006/02/20(Mon)

今日もまた、『あいのり』の話をしちゃいます。
見た人にしかわからない話でスミマセンッ。
すごいことになっています!!

スーザンとMIE。
MIEの真っ直ぐな想いがスーザンに受け入れられそうだったのに、
スーザンのことが好き過ぎて、
気持ちを抑えきれずに
追いつめてしまったMIE。

嗚呼、切ない。

MIEに自分が重なるから目を覆いたくなります。
こんなに切なくなったのは、
MIEの気持ちがわかるからではなく、
スーザンの気持ちを知ってしまったからでした。

女の人ってこんな傾向があるのでしょうか。
感情が先走りして、
周りが全く見えなくなってしまうこと。
わたしは多々あります。
自覚してるのですが、
あとから反省します。
その場で抑えたら、
もっともっと大きな爆発を招くので。
と言い訳しつつ、
いいかげん大人にならんと。

だけど、今日、
スーザンを見て心改めました。

好きだからって、
相手のことを考えなければただの自己中なんですね。
よーくわかりました。
これって当たり前のことですね。
お恥ずかしい話です。

私はMIEの味方ですが、
自分に似ているからこそ厳しい目を持って
見なくてはいけんのです。

これからどうなるんでしょう。
次回が待ち遠しいよ。


いやいやぁ、スーザンはかっこいいっす。
『あいのり』番組史上初、好きになった男の人。
友達とも話しましたが、
彼はモテますね。
帰国したらもっと波乱があるでしょ〜。
カナ


<< ショートプログラム >>


2006/02/22(Wed)

見ましたフィギュア!
午前3時に起きるため、夜9時にはベッドに入りましたが、
感情抑制コントロールに今回も失敗し、
2時間しか眠れませんでした。
予想以上に期待していたようです。

やりましたっ!!
サーシャ・コーエン選手がショートを終えた時点でトップ(^−^)
僅差でスルツカヤ選手、荒川戦士が追う形になりました。
コーエンは人間ですか?
お人形さんのような容姿に、サイボーグのような動き。
ソルトレイクで見たときから、あなたの虜です。
ブルーの衣装もよく似合っていましたよ。
それに比べて、・・・。

「エンジェル」ことミキティーのコスチュームは
ワダエミが手がけたことで話題になっておりましたが、
NHKのアナウンサーと解説の佐藤友香さんに、
「持ち味の躍動感が伝わらない」と。

おっ、よく言った。
そう思っていたのに、荒川戦士の赤と芯の衣装を
絶賛していたので、よくわからなくなってしまいました。

ライバルはインリンですか? 
はじめは女子プロレス仕立てかと思いきや(役どころ:戦士)、
首から一直線に下りた白い部位が、
キャベツの芯に見えてきました。
中学の図工の授業で描いた野菜のデザイン画が目に浮かび、
そのままメダル候補の演技を見ることになりました。

酷いこと言いましたが、
柔軟な体を存分に生かした生クリームのようになめらかな滑りでした。
外見だけに囚われてはいけないことを
久々に考えさせられました。


明後日はフリー。
このままコーエンに優勝してほしいし、
日本人にも優勝してほしいし、
ミキティの4回転も見たいし、
また早起きしよー。
カナ


<< 春の憂い >>


2006/02/25(Sat)

また春のにおいがして、
気温もだいぶ高く、
日差しを垂直に浴びようとおもい、
公園でランチしました。

ベンチに座ると
となりに猫がいて、
ひなたでぼっこしあいました。

すこししたら
梅の花。

いちばん好きな季節の到来を待つ傍ら、
春の憂いを感じるのでありました。
カナ


<< 捩れ >>


2006/02/26(Sun)

それはそれは怖〜い話。

ある夜。
眠ろうとして横になり目を伏せると、
体のまわりの層が渦を巻くんです。
メニエル症状のめまいかと思っていましたが、
どうも様子が違います。
気流に飲み込まれるように、
はじめは体の外で起こっていたねじれが、
徐徐に内部に浸透し、
腕やおなかが千切れそうになったので
抵抗に逆らって起き上がりました。
眠れぬ夜が2日続きました。

そしてこちらは、とある午後のひと時。
車の助手席でぼーっと窓の外を眺めていました。
すると視界の一部がぶれたのです。
灰色の風景の中で、
赤いモスの看板だけがビヨンビヨンて動いたんです。

目には見えない何かが動いているのでしょうか。
不思議な体験レポートでした。
カナ


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