2005/06/29(Wed)

甘くて美味しいピーチティー。
オレンジ2つも入ってるのは何かのご褒美かな？

ランチの時間。
パスタとミルクティーを注文。
店員さん、疲れていたみたい。ピーチティーがトレーの上に置かれ、付いてくるはずのサラダも無かった。一口飲んで謎が解けた。
いつもミルクティーかホットコーヒーしか注文しない私。彼女は他にもこんなメニューがありますよと提案してくれたのだった。
では、サラダはどうだろう。
テレパシーだ。
今日はそんなにサラダが食べたい気分ではなかった。
断ろうかとも思ったくらい。
でも言えなかった初心な私を女神は救ってくれたのだ。疲れた顔はその魔法に強力なエネルギーを必要としたから。

テレパシーは、超能力はこの世に存在するのだろうか？
小学生のときに愛用していたCDラジカセ。
彼は私を解りきっていた。
ランダムという名の魔法のボタンを押せばいつでも私が本当に聴きたい曲をかけてくれる。
たまに意地悪したくなって頭の中ではaだけど本当は
bだよって、期待しながら反応を待つ。
彼はそんなこと全てお見通し。
あまりにも私の心を読み取ってしまうのでいつしか自分で考えるのをやめた。やめるとまるで機嫌を取るかのようにわざと選曲を間違えるCDラジカセ。
彼との信頼関係は長い年月を経て揺ぎ無いものとなった。
別れは突然訪れる。
息をすることも無く、温度を感じることも出来ず、彼は壊れてしまった。

今、ランダムでアルバムを聴くことは無いに等しい。
だけど想いだした。小学生にして専属DJを持てた私は幸せでした。

カナ