ホーム > カナのバイト日記 > 2005年11月(14)


<< てもみん。 >>


2005/11/02(Wed)

塩尻の陵駕は店を閉めてしまったんですね。
4回も店の前まで、凌駕のために塩尻まで行ったのに、
一度も入ることが出来ませんでした。

てもみラーメンに変更です。
手もみラーメンの餃子は長くて柔らかくて大蒜がたっぷり入っていました。
餃子が鮎のように見えました。

ラーメンの汁はしょっぱかったけれど、硬麺は美味しかった。
メンマが甘かった。

外は寒くて、火星が赤かった。

スーパーバタードッグを聴いた。
カナ


<< さよならみどりちゃん >>


2005/11/04(Fri)

レイトショーで「さよならみどりちゃん」を観ました。
塩尻市出身の古厩監督が舞台挨拶に来てくれました。
NHKのアナウンサーがいうように
監督は二枚目ですらっとしていました。
短いトーク時間でしたが、
いいひとの気がしました。

「さよならみどりちゃん」。
あ、恋愛映画です。
主人公の乙女心が私にはよ〜くわかります。
(ちなみに乙女が演じています。星野真理)
主人公ユウコのように、
あんな最低男を好きになることは無いけれど、
ユウコの最低男ユタカに対する不器用なまでの愛情表現には
いくつか思い当たる節があるのでした。
愛ってなんでしょう。
カナ


<< the world is mine >>


2005/11/05(Sat)

ピッツェリアに行きました。
ここ最近、不良ですわたし。
寝る時間は遅いし、外食多いし。
まあ時期的なものですから仕方ない仕方ない。

ピッツェリアの何が好きってあの照明。
樹木に強い緑色の光を当てた異様な光景。
上海の香り。

でも、どうして緑の光を当てるのでしょうか。
新緑の季節も、紅葉の時期も、
人工的なミドリのヒカリを。
ヒカリゴケ。

上海に行った時、全く同じ光景に出くわしました。
公園に聳え立つ木々には下から緑の光が差しています。
非常口の色。
流石、中国人。
異文化交流。
万歳・アオザイ・イン・ベトナム。

帰って見つけたピッツェリア。
東洋の魔女。
エイジアン・ダブ・ファウンデイション。
国境なんてありません。


リンリン。
店内はカナダのファミリーレストラン。
表情豊かなウエイトレスが「寒くなったわね〜」と話しかけてきた。
わたしが注文すると、
「ナイスなチョイスよ!」と右目でウインク。
蛸のカルパッチョにニンニクスライスとパリパリの海苔を挟んで一口パクリ。
アメリカンピザには茄子の雨模様。
ブラックペパーが舞い降りてカルボナーラの出来上がり。
塩辛い黒豚に九条葱が欠かせない。
ボリューム満点のテーブルの動きがとまる頃、
さっきのウエイトレスがやってくる。
「料理はど〜う?楽しんでるっ?」
わたし達は笑顔で答え彼女にチップを渡したんだ。



サヨナラCOLOR
カナ


<< みたに >>


2005/11/07(Mon)

店長にランチをご馳走になりました。
私は単純にパスタが食べたかったのでパスタと言ったまででしたが、
連れて行ってもらったのは「みたに」。
厚いガラスを明るい色の木材で縁取られた回転扉にぬくもりを感じ、
部屋の中央には真っ黒な暖炉。
薪の燃える音が聞こえてくるようです。
私が座った席からはお庭(ベランダ?テラス?)がみえて、
紅葉した葉がちらちら落ちていました。
メニューを見てびっくり。
ランチのお値段ではありませんね(笑)
ほんやらどおに入ってよかったと思いながら、一番宜しいコースを待ちます。
音楽は流れていません。
他のお客もいなかったので、お店に来ているというより
軽井沢とかそういった定番の別荘地に遊びに来ている気がしました。
高級イタリアンだし音楽ないし
と、はじめは緊張していたような気もしますが、
いつの間にか全身の力が抜けて、
壁や床になってしまいそうでした。
料理は美味しいというより「幸せ」で。
高級だとか、普段見慣れないものだとか、
そんな事全部なくしてしまって、
幸せが残ったという感じ。
それは口の中だけのことではなく、
カラダ全体に伝わって、
空間にまで広がって、
室温が2度位上がるようで、
こういうときに、人は溶けてなくなってしまいたいと思うのかと
少しわかったような気がしました。
あのまま眠ってしまえたらどんなに幸せなことでしょう。
でも、しなくてよかった。
牛にでも、豚にでも、蟻んこに変えられたって文句は言えませんからね。

店長、ご馳走様でした。

7日の昼過ぎに生まれた私。
23歳、はじめの食事が「みたに」。
カナ


<< アイヲタベル。 >>


2005/11/09(Wed)

仕事の後、お誕生会を開いてもらいました。
パスタとカレーに関しては、誰よりも美味いと思う友人の家にお呼ばれして。
リクエストはパスタ。
今迄いろんなパスタをご馳走になってきましたが、
これ以上美味いパスタは無いだろうと思います。
食べ始めたら、美味しいとさえ言う暇も無く、
2枚重なった薄く真っ白な皿の上は、
あっと言う間に、
赤いソースと温かい空気の縞模様ができました。
ワインも、鯛とアボガドのサラダも、オニオンスープも、チーズも、
パスタを食べている時にはパスタしか食べられず、
歯痒い思いをしました。
今日、料理は愛だと知りました。
愛を食べました。


私は毎日、お母さんやおばあちゃんの愛を食べています。
このパスタの作り方を教わって、
家で作って、
私の愛を吸収してもらおう。
カナ


<< 亀仙人 >>


2005/11/13(Sun)

またラーメン食べました。
餃子も。
点心も。
そーいえば昔、好きな食べ物「点心」って言ってた時期があったことを思い出します。
テレビにはアジアを制したヴァレンタイン監督。
隣りの座敷に可愛いあいよがはみ出た兄妹。
ラーメン運ぶゴスロリ女子高生。

私のラーメンだけ、味玉が1個半入っていました。
しかもベスト・オブ・ザ・半熟はそのおまけタマゴでした。

餃子を食べる時、皆さんは何をつけて召し上がるのでしょう?
餃子のたれがあるところは別として、
醤油のみ?
食酢のみ?
ポン酢のみ?
醤油と酢を混ぜますか?
ラー油も入れます?
それとも何か他に方法が?

外食の場合、その人の好みがわかれば私も同じようにして食べています。
餃子はもう美味しいんだから、大抵のことは受け入れます。
一緒に食べる人が美味しいっていうなら、
私ももっと美味しく感じられるはずです。

今日は酢だけで食べました。
カナ


<< 華画板衣 >>


2005/11/15(Tue)

鼻が痛い。
風邪が長引いています。
「鼻に来る人」の私ですが、今回は喉から来ました。
だけど鼻になりました。

そんな鼻星人の私にはティッシュのランキングがあります。
コンビニに置いてあるポケットならびに箱ティッシュだったら、
その質感、やわらかさ、保湿性がわかる。はず。デッシュ。

高校のとき好きだった人は「カシミヤ」を愛用していました。
月日は流れ、もはやカシミヤ黄金時代は過ぎてしまったのです。

高橋克実風に言って、
マイ・フェイバリット・ティッシュは、
河野製紙の「うるおい保湿」!!!!
是非、使ってみてください。
ティッシュの常識を覆すほどやわらかく、
紙というより水です。
初めて肌に触れた瞬間の冷たさを今でも良く覚えています。
1日2箱使い切っても、鼻の下が切れて血が出ることはないんです。
パッケージデザインも商品のやさしさや冷たさを良く表していると思います。
需要を高めて、どこでも手に入るように協力してください。
抹茶色が目印です。
ポケットティッシュもあります。
鼻にくる黄色の皆さん(バイ武田薬品工業)、保湿族になりましょう。

カシミヤもね、キツイこと言いましたが
ほんとは好きなんです。
ものよりおもいで。的にね。
「スコッティ・カシミヤEX」になってからどうも・・・。
カシミヤのよさは高級感にあったんです。
枚数が多いので実はそれほど高価なものではなく、
ではその高級感はどこにあったのでしょう。
パッケージです。
上品な光沢、洗練されたデザイン、選び抜かれたカラー。
中でも「ブラック」は群を抜いていましたね。
一番早くなくなってしまいましたが。
100個くらい買い溜めしておけばよかった。
まじで。
カシミヤはどんどん姿を変えていきました。
パッケージデザインというものは変わらなくてはいけないのでしょうか。
株式会社クレシアに聞いてみます。
今度の休みに。
お客様相談係りの人に、カシミヤ・ブラックに対する私の思いをぶつけてみようと思います。
あ、これ迷惑かな。
書面にします。
いや、ホームページで。

いつか、アナタがふらっと立ち寄ったコンビニで、
ブラックカシミヤが復活していたその日には、
私の功績だと思って密かに褒めてください。
カナ


<< 鹿児島まで >>


2005/11/17(Thu)

塩北から諏訪で一度降りて、飯田まで。
夜の高速道路を走ります。
音量を上げられるところまで上げて。
宇宙にまで飛んでいけるリアスピーカーがあるのに、
CDを再生できないその車で、
iBookの充電が切れ、
iPodが壊れ始めたため、
私の携帯電話の出番です。
ドコモのミュージックポーターは優秀ですよ。
アルバム一枚分の要領しかないところも、
母性をくすぐられるというか、
手が焼けるほど愛着がわくということもありますからね。

ボリュームを上げると、
今迄隠れていた人達が浮かび上がってきて、
心臓辺りに揺れを感じて、
眼球が水に浸って、
隠れていた朧月が強い光を放って、
車が止まっているように見えて、
このままどこまでも走って行けたらと思っていました。

「鹿児島までならいけるよ」
声には出していないつもりでしたし、
会話した覚えもありません。
気持ちが伝わったんでしょうね〜。
よくあることです。

助手席にのる責任。
私は「飯田で降りようね」といいました。
カナ


<< 愛情表現 >>


2005/11/18(Fri)

今日はお休みだったので、先日のパスタを作りました。
人数が多いこと、
トマト缶の酸味が強かったこともクリアして、
みんなに満足してもらえたようです。

犬の散歩に出かけました。
今年、4匹から2匹になってしまった我が家のアイドルは、
2匹になっても散歩するには人間2体が必要です。
1匹、歩かなくなってしまいますから。
散歩に行く時はすごく喜ぶくせに、
途中で嫌になってしまって、
うろうろしたり、
しゃがみこんだり。

もう1匹は走ります。
ママなのにね。
白髪も増えてきたのに元気です。

私が動かなくなる犬と、
犬の散歩未経験者の友達が走る犬とペアになりました。
道は走る犬が教えてくれるので、
私は友達に何も知らせませんでした。


いつもと違うコースから帰ってきた犬と友人は、
家の中で、
同じ格好同じ目をして、
遅く帰った私たちを迎えてくれました。

そのあと、人間は犬に遊んでもらいました。

そのときの様子を、動かなくなる犬に聞いてみましょう。

『私たちが家に着くと、ママとかなちゃんの友達が柵の前に立っていたの。
柵につかまってた。
私はのどが乾いたから水を飲みに行って、
それから友達の匂いをかぎに行ったの。
ママはもう、友達の手を舐めたり、膝にのっかったりしてた。
私も疲れていたけど、友達に近づいた。
かなちゃんが何か言ったから上を見上げたら、
友達が泣いていたんだよ。
わたしは昔飼っていた犬の事を思い出したのかと思ったけれどそうじゃないみたい。
人間て、そんなに愛情深くないのかしら?
愛情表現が下手なのね。
いつでも遊びにきていいよ、かなちゃんの友達。』
カナ


<< victoria >>


2005/11/19(Sat)

K1観ましたか?
優勝したセーム・シュルトは、圧倒的な強さで恐ろしくなりました。
そんな怪物相手に最後まで立ち続けたレイ・セフォーがかっこよかった。

その日一番感動した試合は、ジェロム・レ・バンナvsピーター・アーツ戦。
お互いが尊敬しあっているのが試合から痛いほど伝わってきます。
どちらにも勝ってほしかった。
バンナの愛娘、ヴィクトリアちゃんの6歳とは思えない複雑な表情が
何度も画面に映りました。
試合前のインタビューで、
ヴィクトリアちゃんを抱きかかえながら、
試合で死ぬ可能性があることを語るバンナ。
私がヴィクトリアちゃんだったら何か思うのだろうか。

家族が死と隣り合わせの仕事をしている人は、
いつから自覚して、受け入れていくのでしょう。

これは後から考えたことです。
試合中は試合のことしか考える隙がありません。
アーツが好きでしたが、
無冠の帝王にも優勝して欲しかった。


試合は延長戦の末、アーツが勝ちました。
しかし、勝ったアーツにドクターストップがかかり
準決勝には出られませんでした。
カナ


<< POKKAPOKKA >>


2005/11/21(Mon)

店に友達が来てくれました。
探していたCDが見つかったようです。
よかったね。
仕事が終わってからお茶しにいきました。
彼は無一文です。
計画的犯行に違いないと踏んでいます。
7時半頃に来て、
電車で帰ろうとして、
明日の予定が特に無いなんて、
私が誘わないはずがないもん。

高校の同級生です。
4組の中では1、2を争うほどよく会う気がします。
不思議なもので、
高校のときから続いている友達の多くは
京都で暮らしていたり、暮らしていたことがあったり。

チリビールを飲みながら、
冷え性の極みについて話す彼もまた、現在京都に住んでいます。
驚いたのは私が住んでいた場所にかなり近かったこと。
走って20秒くらい。
生活圏も同じです。
おんなじパン屋さんに通っていたり、
同じスーパーで買い物していたり、
おんなじ公園で遊んでいたり。
同じ時期に住めればよかったな。

もうひとり、
高校のクラスメイトで、
京都の大学に行った子がいました。

京都伏見稲荷に住んでいたその子も
今は松本に居るので
迎えに行く事にしました。

チリビールも、伏見稲荷も、
昔から一緒に飲む機会は何度もありましたが、
三人で飲むのは初めて。
といっても私はさっきからひたすらアメリカンコーヒーを飲み続けています。
カフェインで酔えるからいいのです。
炭酸で酔ってしまうという友達がいましたが、
それもわからなくないかも。
アルコールほどきつくないけど、
ハイテンションになること間違いありません。
アメリカンでも、外で飲むなら3杯目からいいみたいです。

天気に例えるなら、
高校時代が一番ぽかぽか陽気でしたね。
季節は春で、
空の青も柔らかく、
透き通るような白い雲が低い空に浮かんでいるような。

そのときから続いている友達だからか、
一緒に居ると気持ちが楽になって、
兄弟のような近い存在に思います。

角が取れたと言いながら、
時折見える5年前とおんなじ表情に、
すこし秋を感じました。

女の好みなんて聞いたこと無かったけど、
好みではないにしろ、
はじめて聞いた名前が、
「気温です」の愛ちゃんだとは。
意外でした。
私はクリステルの方が好きです。

ジョージ・ウィリアムスが好きな私をチリビールがなんと言おうと、
小堺一機を知らない伏見稲荷よりは、
解り合えると思いませんか?

くだらない話が、
大切な時間を演出して、
長くも短い夜が過ぎていきました。
カナ


<< 昼下がり >>


2005/11/24(Thu)

免許の書き換えをしなくてはいけません。
通知が来た時点で直ぐに行こうと思っていたのですが、
どうも髪型が強烈だったので
もう少し馴染んでからいこうと
延び延びになっていたのです。

塩尻のセンターへいかなくてはいけなかったようですが、
松本市の自動車学校に行ってしまったので
書き換えは出来ませんでした。

その自動車学校。
私が免許を取ったのは村井の自動車学校でしたから、
そこへははじめて入ったのですが、
懐かしい気分になりました。

二十歳で免許を取ったので、
高校生の多い自動車学校は居心地が悪いのだろうなと思っていましたが、
そんなことは全く無くて、
楽しい学生ライフを満喫しました。

そう思い出しながら、
カウンターに行きました。

「免許の書き換えをしたいのですが。」
通知葉書を出しながらそういった私に、
「ここじゃできないんだよぉ〜」
と猫撫で声の受付嬢。
一瞬引いてしまった私に気付いたようで、
直ぐに言い直していました。
しかし、習慣というものは
ヒヨコのお尻のように、
ひょこっと出てきてしまうようです。


ま、駄目だったので、
書き換えは諦めて、アクセサリーを買いに行きました。
もうすぐ友達の結婚式があるので。
女鳥羽川沿いのニューオーダーというお店に行きました。

ニューオーダーがあるのは旧69(ロック)商店街。
信大生が多いダイニングバーの名前はU2。
ロックだ。

「いらっしゃい」
あ、どうも。
未だに慣れないんです。
自動車学校の時の違和感とは別ですが、
ごめんなさい。

ま、そんなことはどうでもいいので。

木村カエラを上品にして
皮膚の下に色気を隠したような店員さんは
とても丁寧な接客をしてくれました。
アクセサリーも一目で気に入って、
この上なく気分のいい買い物でした。

天気が良くて、雲が真っ白な昼下がり。
女鳥羽川には鯉が餌を待っていて、
鴨が列をつくって泳いでいました。

足取りは軽く、
陽射しは強く、
どこまでも歩いてゆけそうな木曜日。
カナ


<< きみの隣り >>


2005/11/25(Fri)

お昼にスリランカ料理をご馳走になりました。
スリランカにいるようで、
ゆったりとした清らかな時間を過ごしました。

午後3時。
今日はママたちが犬の散歩に行ってくれたので、
私はやる事が無くなり眠ることにしました。
特技は即寝とどこでも寝。
しかし今日は調子が悪いみたいです。

しょうがないので、
「いま、会いにゆきます。」
を観ることにしました。

・・・。

なんかくさいことしか書けないので、
割愛しちゃいます。
いや、書きたいな。
いやいや、がまん。


翌日も観ました。
カナ


<< ハンバーグ >>


2005/11/27(Sun)

友達とランチをしました。
考えていたお店が2軒お休みで、
1軒は外まで待ち客が溢れています。
流石日曜日。
来た道を引き返して、「寓」に行きました。
パルコ通りのドトールの横の横くらいにあるハンバーグのお店です。
狭い階段を上りドアを開けると混雑しています。
「直ぐにご案内いたします」
という言葉を信じて待っていましたが、
直ぐというのは何分ですか?
小さい椅子に腰掛けて、
後から来た3歳くらいの女の子とほっぺた膨らませて遊んでもらいながら、
ご案内していただけるのを待ちました。
以前一度夜に来たことがありましたが、
ハンバーグを食べた記憶はなく、
赤ワインをがぶがぶ、がぶがぶ飲んでいました。
あの頃は…。
だからね、今日こそは、
ハンバーグを食べたかったんです。
ランチメニューは色々とあったようですが、
真っ先に目の付いた「煮込み寓バーグ」の決断に1ミクロの迷いもありませんでした。
だってあれでしょ?
店の名前が入っているということは、
自信の表れと捉えて相違ございませんよね?
隣の席にサラダとスープが運ばれてきます。
その隣の席にはまだ何もありません。
その席の人よりも後から入った私たちです。
この時点で休憩時間残り15分。
まあまあ、早く食べればね。
残り10分ほどで、わがテーブルにもサラダとスープが。
肉をがぶりと食べる未来のある私は、
副菜は控えめに。
あー。
あ゛ー、時間が無い。
残り時間5分。
「それでは。」
ごめんね、制限時間終了です。
結局ハンバーグを見ることも、匂いをかぐことも出来ず、
私は1人、店を後にしたのでした。
あーかわいそう。
だけど、店に1人残されて
2人前を食べた子もかわいそう。

日曜日のランチには要注意です。
カナ


 [前の15日表示]   [カナのバイト日記]   [次の15日表示] 



- 今日の一言 Ver1.3 -