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<< BOSE >>


2005/08/01(Mon)

8月になりました。
アップルです。

街歩きにウォークマンが欠かせません。
多いですね、耳から線が出てる人。
最近では白い線が目立ちます。

現在イヤホン使用中の私ですが、
前々からBOSEのヘッドフォンが欲しいんです。
シャンパンゴールド。

あれさえあれば、どこに行っても怖くない。

欲しくて欲しくてたまらなくって
BOSEの夢ばかりみていた時期もありましたが、
今は夢の中でいっぱいいっぱい。

どうしても必要なわけではないし、
音楽は聴けるんだし。

あー、思い出さなければ良かった。
今日から8月。

カナ


<< すいか >>


2005/08/02(Tue)

Suika入荷いたしました。サザンオールスターズの。
スイカいただきました。波田町の。わーい
ご馳走様です。

西瓜・・・
最近おうちで食べることが多かったので
うっかりやってしまいました。

「お外ですいかをいただく時に気をつけること参ヶ条」
一、白い部分は食べない
一、種を出す
一、食べ過ぎない

白い部分を食べないにしろ、
赤い部分も残さなくてはいけない。んですよね?
だけど赤と白の比率が良くわからなくって。
このくらいかな、もうちょっとかな?

そんなことにばかり気を取られてしまって、
食べちゃいました、種。

お母さん、やっちゃたよー。
いつも言われているのにね。
でも、実は途中で失態に気づいたんです。
しかしいざ種を出すとなると、
一体どうしていいものか?

息が強すぎては種が飛んでいってしまいます。
経験が浅いもので加減がわかりません。
かといって口から落とすようにしてみても、
唇や顎にくっついてしまうのでは?

これは家で練習した方が良さそうだ。

そう結論に達し、
今回は最後まで種を飲み込むことにしましたとさ。


一応家族の名誉を保つために。
そんな食べ方をするのは私だけでありまして、
私がスイカを食べるたび、
「そんなとこまで食べないで私のをあげるよ」
と言われます。
みんな赤い部分を、見た目よく残しています。
さすがに父上のフィニッシュには、いつも疑問を抱いていますが。

「あと2センチは食べられるのに。一般的にも。」
カナ


<< 全国 >>


2005/08/07(Sun)

バスケットボール全国大会。
長野高専バスケ部に入部し5年目の夏。
弟の最後の大会が始まります。

第一試合、秋田高専戦。
滑り出し絶好調。大差をつけてリードします。
前半終了時点でも、わずかに長野がリード。
ベスト4相手に、期待が高まります。

後半、秋田反撃の乱。
「むこうの監督も置物じゃなかった」
そりゃあそうですよね、全国ですから。

残り3分くらいで6点差。
自分が呼吸することなんて、もうどうでもよくなりますね。
勝てる勝てるよ
きみたちならできる

10秒きって3点差。
悪い予感が一瞬脳裏を掠めます。

カウントダウン
5,4,3,2,・・・

ブザービーター!!!!!!!!!!!


奇跡かと思いました。


3ポイントが決まった瞬間、
ほんの一瞬、

音が消えて、
白黒になって、
時間が止まってしまったような?


・・・気づいたらみんな立ち上がって
喜び抱き合い興奮を抑えきれずにいます。

私も涙がぼろぼろこぼれてきて、
大声を上げて泣いてしまいたい気分でした。


試合は延長戦へ。
結果は秋田の勝ち。

試合を終え2階のベンチに戻ったときの弟の顔が
今でも目の裏側に焼きついています。

カナ


<< ヒーローインタビュー >>


2005/08/11(Thu)

日焼けした弟が帰ってきました。
全国大会のあと、部で海に行ってきたそうです。
全国大会。
第2試合、津山高専には勝ちました。
本当に、惜しかった。

帰ってきたヒーローに
いっぱいインタビューしました。

全国を目指す
心からそう思うためには
努力して、努力して、
常に限界まで挑戦していかなくてはいけないのだと教わりました。

信じられないようなトレーニングの話を聞いては、
自分との血の繋がりを疑い、

仲間を深く強く尊敬し信頼する弟の気持ちを知れば、
もう今日死んでもいいかなと思ってしまうほど嬉しくなりました。

いつの間に、こんなに大きくなったんでしょう。


彼に影響されて、
私の中で何かがそわそわし始めました。

そろそろ、動き出す時期でしょうか?


カナ


<< 空似 >>


2005/08/13(Sat)

「オノ・ヨーコ!!??」
いやいや違いました人違い。

駅前でばったり、懐かしい人に会いました。
最後に見たのは中学校の卒業式でしょうか。
それほど変わっていないはずです。
目が合い、あちらも気づいてくれたようで
「ah〜」とか「oh〜」とか
再会の挨拶を交わしつつ、
頭の中は少し混乱しています。

今、私の前に立ち、
笑顔で手を振る黒い髪の東洋人は、
オノ・ヨーコではないか?
いや、そんなはずナイナイ。
声だってほらあの子でしょう。
でも、もしかして。

床屋の三色ねじり棒のように、
私の思考はグルグル回転しています。
久々に会ったのに、
見つめすぎて不快な思いをさせたかもしれません。

若い時のヨーコさんがわざわざ足を運んでくだすったのかと
本気で思ってしまったのですから
仕方ありません。


彼女は今、音大の大学院にいて、
忙しい生活を送っているそうです。

私はチラシを配っていました。


・・・・・


他人の空似。といえば、
友人Tは、ジョン・レノン。
友人Dは、ベック・ハンセン。
友人Sは、イザーク・ド・バンコレ。
友人Nは、スティーヴ・クーガン。
あ、いい男揃い



カナ


<< >>


2005/08/14(Sun)

昨日はお墓のお掃除に行きました。
お盆です。
そういえば空気の匂いも色も違うような。
起きている時間も長くなっています。
何か起こりそうな予感です。

それに先立ちまして、わたくし、
非常に幸福な夢を見ました。

岸田繁と仲良しの夢です。

時には「くるり」として、
時には一個人として
私の勝手な妄想想像によって作り上げられた岸田君が
夢の中に現れます。

さてこれから起こる出来事の象徴となるのでしょうか。
期待
カナ


<< 眠りの森 >>


2005/08/16(Tue)

夜、犬の散歩を終えてから、中学の時の友達に会いにいきました。
女子バレー部で数々の試練を共に乗り越えてきた仲間ですから、
長く会わない時間があっても
何の違和感もなく心を許せる気がします。

前回集まったのは1年前。
「1年の間にも結構変わったりするのね。」
状況、環境の変化に限ったことではありません。
毎日いろんなものを見て、聞いて、考えて、
少しずつでも変わっているはずです。

そういえば、一年前。
一年前の今日と今とを比べると、
違いますね。確かに。
仕事も、
没頭していることも、
よく聴く音楽も、
一緒に居る友達も、
好きな飲み物も、
好きな人・・・は、?? (^−^)

将来についても。


変わっていく部分があって、変わらない部分がある。
両方気づかせてくれるんですね、その子達は。
幸せです私。

ごく、たま〜に、私より私の事を憶えている子がいるんです。
去年、それも中学の時の友達でしたね、
2人とも細かいことまでよぉく記憶していらっしゃる!!
恐怖ですね。
記憶喪失ってこういう感じなのかなって。

今回も私ったら恥ずかしい記憶違いをしていたんです。
そうだ、おそらく、これは「眠りの森現象」に違いありません。
きっと科学者の手によって、
私の記憶は消去され、
別の人間の記憶に書き換えられたのです。
ということは、過去にとてつもなく悲惨な出来事があったのでしょうか。
それもそのうちわかることです。
フラッシュバックが起こり、
謎の男が現れるはずですから。

それはもう少し先のお話。

これからしばらく飲み会やら同級会やらが続きます。
刺激的でメロウな夜になることは間違いないでしょうね。
カナ


<< ドライブ >>


2005/08/18(Thu)

最近夜がやけに明るかったんです。
昨日も、一昨日も厚い雲が隙間無く広がっていましたが
今日は月がひょっこり顔を出してくれました。
白い月。
どうしてこんなに明るいんだろう?

月に雲がかかると、
縁が虹色に光って
道路に浮いたアブラみたいです。

お盆を過ぎ朝晩肌寒くなりました。
月も雲もある夜は、外にいたい。

ドライブしましょう。

白い月が右や左や斜め後ろに移動します。
私は運転係でしたが、月ばかり見てしまいます。

そして、橋。
車で橋を渡るのが大好きです。
長ければ長いほどすき。
豊科インターの近くに長い橋がありますね。
今日は3回渡りました。

車には10枚ほどCDを乗せていました。
友達が何を選ぶのか、密かな楽しみです。
選ばれしは、エイフェックス・ツインの「ドラックス」。
夜空に溶け込んで月の光を一層強くします。
エイフェックスを聴くと原点に立ち返る気がします。

このアルバムの中の、
「アヴリル14TH」という曲。
好きな曲トップ10入り確実です!

そういえば、最近いろんな人からコンピ盤を頂きます。
みなさん好きですねぇ〜
徹夜しちゃったと、
誇らしげにコンセプトアルバムをプレゼントしてくれます。
6パターン、ジャケットデザインをつくった人もいましたね。

車で聴いて隣で解説してもらうも良し。
ひとりでじっくり聴くも良し。

私もつくろうかな。
季節感のあるアルバムを。
カナ


<< 北京の朝 >>


2005/08/24(Wed)

いただいてまいりましたっ!ヌーヴェル・シノワ
ほんやらどおの飲み会で、店長がレイザンに連れていってくれました。
中華なのに盛り付けが繊細です。
フカヒレのスープが登場します。
皆様に取り分けようとしましたところ、
そういえばフカヒレって食べたことあったっけ?
まあ、どこかで胃には入っていたかもしれませんが、
「今、私はフカヒレ食べてんだぞっ」
と思ったことは無かったのでこれがはじめてということで。
どれがフカヒレですか?
と一応確認し、この透明の物体をなるたけ年功序列で贔屓盛りしようという魂胆です。
さていただいてみましょう。
あー、いいお味ですこと。
身体が包み込まれるようなスープです。
フカヒレフカヒレは?
えーと、これ?かな??
あーあー、ふーん。
おいしい ね、
あ、あじじゃないのか。
おーつるつるー
・・・
失礼いたしました。

フレンチのようにというのでしょうか?
少しずついろんなお料理をいただけるので
女性としては嬉しいですよね。
とっても上品なのに、ふっと中国のにおいがしました。
高校2年の冬、友達4人で半月滞在した時の
埃にまみれた北京の香。

朝、客は私達のみの汚い食堂。
注文の仕方にも慣れていなくて、
とんでもない量の肉まんが運び込まれます。
肉まんというより茹で餃子かな。
これが凄くおいしいんだぁ。
「やさしい味」
とはこの料理のためにある言葉だったのかと思うほど
やさしい味。
だんだん中国人みたいな顔になってきたわたしたち。
心はとっても穏やかで、
食事しているすぐ横、ほうきで床を掃くおばちゃんや、
食べている皿の上から手を伸ばして調味料の小瓶を奪い取ろうとするおねえちゃんも
本物に触れた気がしてうれしくなりました。

中国粥もたまらなくおいしかったけど、
今日の一番はレバーでした。

ご馳走様でした。


前社長の吉本さん。
愉快なお話をいくつもしてくださって、
笑いっ通しでしたが、
話が面白いだけではなく、隣にいるだけで
気持ちがラクになって楽しくなるんです。
こんな大人になるにはどうしたらいいのかな?と色々考えさせてくれます。
そして大変な愛妻家とお見受けします。
愛する人がいると素敵な人はより一層魅力的になるんですね。
カナ


<< SSFF >>


2005/08/26(Fri)

ショートショートフィルムフェスティバル。

ブライトガーデンの横のセージというレストランに行きました。
ディナー付き、短編映画集上映会です。
張り切って3プログラム通しチケット買っちゃいましたっ!
19時から深夜2時までの長丁場。

1プログラム目がディナー付きということで、
年齢層も高く、重役役員様御一行だったり、
お洒落に生きてますみたいな大人カップルだったり、
流行のセレブ(姉妹に見えますけど実は親子ですのよ、おほほほほ)だったりと、
わたしたち少し場違いでしたかね。

90人もいますからはじめの一品だけテーブルまで運んできてくれて、
あとは後ろでバイキング形式。
一昨日に続き、またしても高級食材をいいただいちゃいました。
本日の珍味は、アワビ〜でございま〜す。
言われるまで気付かなかったんですけどね(笑)
貝よりも噛み応えがあるなとは思ったんですよ。
味付けはしてあるし枝豆ゼリーの中に入っていたので
これぞアワビって感じがしなくって、
(アワビって味ありますよね?)
次回は是非テレビに出てくるような大きなアワビをナイフで切って食べてみたいな〜
なぁんて。

ドリンク類はウェイターがこまめにチェックして注文を聞いてくれます。
シャンパン飲んだの、去年の忘年会振りです。
ドリンクはほとんどワインでした。
同席していた綺麗で粋な大人の女性レイコと、ハーフの年下彼氏デイヴィッド・タロウは
赤ワインをがぶ飲み。
一瞬、彼らのホームパーティに招待されたような気が・・・
「もうすぐウィノナが来るわよ。」
「まあ!ジョニー!!お久しぶりね」
そんな幻聴をかき消すように上映が始まりました。

さすがに6〜7時間もぶっ通しだと疲れますわ。
いくつか非常に面白い作品がありましたけど。
一番のおすすめは、
John Bryant 作品 
「OH MY GOT」
saico−desu!!!
はじまった瞬間からエンドロールが終わる最後の最後まで
コメディーでした。

最近知り合いが
「実は映像やってます」
みたいな話よく聞くんです。
映像担当、音楽担当、役者等々
何作品か見せてもらいましたが、
アマチュアもバカに出来ませんよ。
コンピューターを駆使してプロみたいな仕事をするんです。

だけど、
ショートシートもそうでしたが、
人に何かを伝えるのって難しいですね。
「今の何??」
「なんだったの???」
面白くもないし、悲しくもないし、嬉しくもないし、・・・
人が何かを表現したり発信したりするときって
どうしたいとおもっているんだろう


先日昼休み、パルコ前で
「芝居に興味ありませんか」
と話しかけられました。
この世に興味の無いことの方が少ない私ですが、
芝居なんて考えたことが無かったので
お話を伺ったのち丁寧にお断りしました。

先日帰り道、縄手通りで芝居を観ました。
「経帷子」という劇団でした。

芝居づいていますね。
カナ


<< 日記 >>


2005/08/27(Sat)

ブログやっている人、多いですね。
芸能人とか著名人とかのもんだと思っていたのが大間違い。
あの子もこの子も書いてます。

人の日記って不思議ですよ。
全く関係の無いことや
全く内容の無い文章でも
ついチェックしてしまうのですから。

あ、これもそうか(笑)


小学生の時の日記、読み返してみると面白いですよ。
私なんて作り話ばかりでどれが本当かどうかわからなくなっていますが、
友達の日記、
これは凄い。直木賞。
小学6年生の時かな?
毎日の日記も小ネタが効いていて読み応えがありますが、
後半、教師に当てた抗議の文章に強く胸を打たれます。
長い文章ですが、目が追いつかないくらい次の展開が気になります。
見たことも聞いたこともない人(教師)ですが、
絶対に許さない、
こんな大人には絶対ならない
そう思います。
それを読み終えると、決まって怒りがふつふつと湧き出し、
発散するのに苦労します。

こんな子供が欲しいですね。
いい子に育ちましたよ。


この頃の日記は教師に渡すんですよね〜。
子供は先生が見る事を知っていて日記を書く。
生活ノートと読んでいましたっけ?

生活ノートではなく、自分だけの日記、書いていませんでした?
私の場合、三日坊主にもならないので日記にはなりませんでしたが、
心の動きが特に激しかった時にはノートで発散していましたね。
そんな日記は誰に見せるわけでもなく
ストレス発散のために書きますから、
もし明日交通事故にあって
これが発見されてしまったら・・・
そう考えると恐ろしくて
途中から切り取り式のノートに変えました。
容易に処分できますから。

そんなこともすっかり忘れていました。
何かあったときにはこの手を使いましょう。


ほら、これもつまらない日記なのに読んでしまいましたね(笑)
最後まで読んでくださってありがとうございます。
いつも見てくださるアナタ様に、心から感謝しています。
カナ


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